2018年2月21日水曜日

Windows10 電卓アプリの重複起動を防止する

Logicool K270キーボードには電卓を起動するショートカット・キーがあります。
結構重宝しているのですが、電卓を呼び出すたびに複数起動するのが難でした。

Windows7環境ではバッチファイルを作って、重複起動を防止していましたが
Windows10環境に移行した際、バッチファイルを流用しただけでは駄目でした。

調べた所、Windows10の電卓は UWP(Universal Windows Platform)で起動され
実行ファイルは「Calculator.exe」となります。

従来の「Calc.exe」はこの「Calculator.exe」を呼び出すためのランチャーと
なっています。

ここまで判れば、後は重複起動防止用のバッチファイルを修正するだけです。

>電卓を複数起動させない.bat@ECHO OFF
SET PRG="CALC.EXE"
SET UWP="Calculator.exe"
FOR /f "delims=" %%F in ('tasklist ^| FIND /i /c %UWP%') DO SET NN=%%F
IF %NN% == 0 (START /b CALC.EXE) ELSE (START /b 電卓をアクティブにする.js)
EXIT

>電卓をアクティブにする.jsvar sh = new ActiveXObject( "WScript.Shell" );
sh.AppActivate( "電卓" );
sh = null;


2018年2月20日火曜日

Logicool SetPointの設定が勝手に戻るのを回避する

Windows 10でLogcool Setpointをまだ使っている人なんて、まだいるのー?
はい、私です。

Logcool M705マウスと、K270キーボードがお気に入りです。
最新のLogicoolツールはM705に対応していないので、
Setpointに甘えるしかありません。

さてこのSetpoint、長いこと(5年位前?)放置されてきたバグがあります。
それはアプリケーション毎に設定した設定が、何かの拍子にクリアされる事。

またこの症状が頻発してきたので、ググッて解決者を見つけました。


■回避方法 for Windows10
1.「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Logitech\SetPoint\user.xml」を
  エディタで開く
2."Device DisplayName"で検索、"DisplayName="の後に使用している
  マウス名があるタグを見つけて、"Model="以降の数値を控える。
  ※M705は Model="16777378"
3.控えた数値を10進数から16進数に変換 → HEX:10000A2
  ※Googleで16進数に簡単変換 → q=16777378+in+hex
4.「C:\ProgramData\LogiShrd\SetPointP\Devices\PointingDevice」から
  上で求めた「10000A2」フォルダを見つける。
5.フォルダ内にある「10000A2.xml」をエディタで開く。
6.XML内にある"AppOverride"タグを全て削除
  
  ※私の環境では5箇所あった。
7.SetPointを終了→再起動